3.開発環境


たいしたものはないのですが、一応書いときますね。


3.1. モバイルステーション2(MS2)


MS2

信号機に対するパケット送信など、主に信号機としての動作確認に使います。



3.2. セントラルステーション2(CS2)


CS2

本来の使用環境で使うコマンドステーションですが、開発中は常時、使えるわけではなかったため、アドレス書き換えのルーチンをテストする時のみ借用しました。(DCCモードでデコーダに送信するために使用)



3.3. PICKit 3


PICKit 3

マイコンにはいくつかの種類がありますが、Webで情報が拾いやすそうなMicrochip Technology社のPICマイコンを用いました。なので、PICKit 3。 実はPICKit 4が出ているのを知りませんでした。4の方がいいのかな?



3.4. ブレッドボード


breadboard

なにしろ、初めてのことだらけなのでブレッドボードは必須。最終的な回路も小さいだろうから、これでテストできそう。



3.5. MPLAB X IDEとXCコンパイラ


MPLAB X IDE

PICマイコンの統合開発環境とPICマイコン用のCコンパイラ。こんなものが無料で提供されていて、ターゲットのPICマイコンは100円ちょいで買えてしまう。書き込み用デバイスPICKit 3は5~6,000円するものの、ビックリするほどの低予算でハードウェとソフトウェアの両方(どちらかといえばソフトよりの印象ですが)が楽しめるとはスゴイ時代になっていたのですね。



3.6. デジタルオシロスコープ(DSO Shell)


DSO Shell

3,700円ぐらいで購入。なんじゃ、こりゃ!
スゴいコスパ!
DCC/MMの解析にはかなり使えます。すばらしい!



3.7. 参考文献

8ピンPICマイコンの使い方がよくわかる本/後閖哲也、技術評論社、2010.


book

プログラミングするときのリファレンスに、この手の本がon lineの資料とは違った意味で役に立つと感じるのは、私が古い世代のせいなのか?
 それはともかく、辞書のように行ったり来たり、ページをたぐりながら使える、いい本でした。また、シリアル通信(RS232C)の章は、サンプルコードがほぼそのまま使えたため、大変助かりました。しかしながら、残念なことに初版から年月が立ちすぎており、PICのパラメータや、Cコンパイラが変更されてしまった今、直接的な参考にはならない本となっています。改訂すればいいのに。





2.製作する信号機の仕様    TOP pageへ 4.Märklin-Motorola (MM) プロトコル
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